スラロームの設計についてその2

マイクロマウス(2) Advent Calendar 2024」23日目の記事です。

1枚目の12/13では24時を超えてしまい申し訳ありませんでした。今回は間に合いました。

1枚目の12/13の記事

スラロームの設計についてその1:スラロームの設計について

ここから追記

状態2→3

円弧で走行を続けると、残りの旋回角度θ\thetaが小さくなる。

残りの旋回角度θ\thetaが0になるときが、スラロームの終了になるので、角度が0になるまで円弧走行を続ければよい気がするが、 実際のマウスは慣性があるので角減速をはじめても、すぐに角速度ω\omegaが0になるわけではない。
そのため、残りの角度が減速時に回ってしまう角度θ1\theta_1になったら、角減速をはじめる。

状態2:円弧で走行している
条件23:残りの旋回角度θ\thetaが、減速時に回ってしまう角度θ1\theta_1よりも小さい
アクション23:角減速をはじめる

状態3→4

角減速を始めると、徐々に角速度ω\omegaとともに旋回角度θ\thetaが小さくなっていく。
角速度ω\omegaか残りの旋回角度θ\thetaが0になったらスラロームを終了する。 実際には完全に0である場合はないので、現在の角速度または角度が0よりも小さいとき、スラロームを終了する。

状態3:角減速している
条件34:角速度ω\omegaまたは残りの旋回角度θ\thetaが0よりも小さい
アクション34:角減速をやめて、スラロームを終了する